キャッシュフロー突合
管理口座への参照専用アクセスにより、予定されている返済・賃料と実際の入金を毎日照合します。乖離が生じた場合は、即座にアラートを発します。
トークン化された実物資産(RWA)のための独立検証
監査やアテステーションは、ある一時点のスナップショットにすぎません。Blacknorthは「防犯カメラ」です。実際のキャッシュフローと資産登記を、オンチェーンで報告されている内容と継続的に突合し、署名付きの検証結果として公開します。
課題
トークン化された資産は24時間365日取引されますが、裏付けとなるローンや不動産の状況は、良くても月次・四半期ごとにしか報告されません。価格はリアルタイムでも、その根拠となる事実は古いままです。
投資家が見られるのは、発行体が開示を選んだ情報だけです。返済が実際に着金したのか、デフォルトが開示されたのか、資金が本来あるべき場所にあるのか——それらを独立して確認する手段がありません。
ステーブルコインのディペッグや不動産クラウドファンディングの不祥事には共通点があります。問題は定期チェックの合間に蓄積し、手遅れになってから表面化するのです。
仕組み
管理口座への参照専用アクセスにより、予定されている返済・賃料と実際の入金を毎日照合します。乖離が生じた場合は、即座にアラートを発します。
不動産登記や担保設定状況を自動でチェックし、二重担保や未開示の負担を、投資家の損失につながる前に検出します。
すべての検証結果にタイムスタンプと署名を付与し、監査可能な記録として蓄積します。レポートは投資家に公開され、必要に応じてオンチェーンでも公開できます。
対象
第三者による信頼の証が、不祥事に揺れる業界の中での差別化と、投資家の信頼回復につながります。
アテステーションの合間にも、機関投資家LPへ継続的な保証を。監査人が見ていない日々の資産の健全性を、独立した証拠で示せます。
独立性の理由
発行体が自らの報告を検証することは、利益相反です。企業が自社の財務を自己監査しないのと同じ理由で、検証は第三者が行ってこそ機能します。Blacknorthは投資家の側に立ちます。資本構成や提携関係は中立性を保つよう設計されており、検証対象の資産に対する持分は一切保有しません。
私たちは、監査人やファンドアドミニストレーターを置き換えるのではなく、補完する存在です。彼らが定期的で深度のある意見を提供し、私たちがその間の日々を埋める——異常を四半期単位ではなく、数日単位で検知します。
創業者
不動産特定共同事業法(不特法)に基づく不動産クラウドファンディング業界の元アナリスト。事業者が投資家にどのように報告し、どこで監督が機能しなくなるのかを、現場で見てきました。
元Googleエンジニアとして、Googleの金融インフラに関連する開発に従事。この課題が求める大規模なデータ突合システムの構築経験を持ちます。
お問い合わせ
私たちは少数のデザインパートナー——自社資産への継続的な検証を求め、プロダクトづくりに声を反映したい発行体・事業者の皆さま——と協働しています。ご関心をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。